会社のやらせでいじめを受けたMYレデイス組合員の労災認定が平成20年11月に出た。


現代の社会は労働者が会社からいじめられて、自殺に追い込まれたりするケースが後を絶たない。

戦中は特攻隊や兵隊などとして、国ぐるみで個々の命を奪っていった。

現代はいじめなど孤立化させられて、自殺に追い込まれることが多いが、死ぬことにかわりはない。

いつの時代でも、弱肉強食の構図は変らない。

人間も猿などの動物と似たようなところがある。

常にボスを生み出そうとする動きは、今までの人間の歴史が証明している。

職場でのいじめもそういった会社にとって都合がいいボスをつくり、それを利用して

会社の思う方向へ持っていこうとする。

しかしながらその方向が社会や会社にとって本当によい方向であるならば望ましいのだが、

会社のトップの利己的な方向へと進む場合がほとんどとなる。

会社が有益な業をなし、社会や労働者に喜ばれた結果、


利益が生み出される社会構造となっていれば、国民は幸福になれる。

 しかしながら、えてして、企業のトップや特権階級だけが汗水をたらさずに、

楽して労働者から搾取することだけにご執心になってしまうことは世の常でもある。


努力が認められて平等に配分がなされてこそ、社会はうまく回る。

しかしそうでない場合がほとんどだといえよう。理想的国家は国民が努力して報われる社会の建設である。


そんな現代社会において、MYレデイスの組合員は、厳しい環境にめげずに、筋を通した主張を行った結果、

会社のやらせでいじめを受けた事実が労基署の認定を受けることとなった。労働者が強権を持った

会社に対し、筋を通した対応をすることで、労働者の人権を守ることができたという証しとなった。

このことは労働者にとって、一筋の明るい希望を抱くことができる力となる。

一人が勝ち得たものは他も共有することができるのだ。このような社会規範を生み出した事実は

社会に良い影響を与えることができる。

子供の世界でもいじめが充満しているが、同じように大人の世界でもいじめは横行している。

ひとりでいじめに対抗することは困難であるが、いじめをなくす社会をつくることが大事である。

それは同情という人間だけが持っている感情をフルに活動させる必要がある。

組合は同情というきずなで会社と団交を持ったが、会社は誠意ある対応を見せなかった。

強権を持った者は強権を持たない者をバカにする。

しかし、その方向で強行突破すれば、何ら動物の世界と変らなくなり、いつかはつまらない社会が

到来してきてしまう。そうなってからでは遅いのだ。人間には知恵がある。能力もあるのだから、

その能力を生かせる社会を創り出すことは、私たちの子孫が繁栄するためにも必要であり、

かつ人生を楽しく生きるためでもある。